さぁ卒業旅行の時期がやってきました!今年の行き先は、フランス領ニューカレドニアの「ヌメア」です。「天国に一番近い島」と称されるニューカレドニア。果たして天国を感じる旅はできたのでしょうか。
昨年のサイパン島への旅は11人でしたが、今年はそれを上回った15人旅。またしても大所帯です笑。 (サイパン島ダイビングの記事はこちら→番外編「サイパン島」)
旅のお話は出発の数日前から始まります。
現地の方と連絡を取る機会があり、お話をしていると衝撃的な言葉が...。
「...今こっち、サイクロン来てるよ笑」
!?!?
...ここからのドラマは一旦想像にお任せします(笑)
とりあえず、無事に飛行機が飛んでくれることを祈るばかりです。
OLYMPUS OM-D E-M10 (14mm, 1/500s, f/10, ISO 200)
翌日、天気は晴れ!待ちに待ったニューカレドニアでのダイビングが始まります。今回お世話になるダイビングショップはアリゼさん。ホテルから車で桟橋に移動して器材を船に積み込み、いざ出航!昨日まではうって変わった強い日差しの中、大海原を20分ほどかけて最初のポイントまで駆け抜けます。
現地の方と連絡を取る機会があり、お話をしていると衝撃的な言葉が...。
「...今こっち、サイクロン来てるよ笑」
!?!?
...ここからのドラマは一旦想像にお任せします(笑)
とりあえず、無事に飛行機が飛んでくれることを祈るばかりです。
出発日。
結局、出国ギリギリまで状況はわからぬまま(笑)
期待と不安を抱えたまま離陸し、なんとか到着することができました。
深夜着の便だったため、ホテルに移動して身体を休めることになりました。
予定では明日からダイビング、果たして天気はいかに。
結局、出国ギリギリまで状況はわからぬまま(笑)
期待と不安を抱えたまま離陸し、なんとか到着することができました。
深夜着の便だったため、ホテルに移動して身体を休めることになりました。
予定では明日からダイビング、果たして天気はいかに。
翌日。
問題児サイクロンは、
依然としてヌメアに片足を残したまま。
残念ですがダイビングは中止です。
天気は回復しつつあったので、この日はヌメア市内を散策することに。
ホテルのあるアンスバタ地区からヌメア中心街までの移動はバスを使います。
問題児サイクロンは、
依然としてヌメアに片足を残したまま。
残念ですがダイビングは中止です。
天気は回復しつつあったので、この日はヌメア市内を散策することに。
ホテルのあるアンスバタ地区からヌメア中心街までの移動はバスを使います。
「天使のエビ」というブランドエビが有名なニューカレドニア。
(知りませんでしたが)
全世界のエビの中で、世界最高品質の認定を受けているのはこの「天使のエビ」ただ一つ。
ホテル近くのこのお店では、エビがフランス料理のガレットと共に堪能できました。
そうか、ここはフランス領か(笑)
(知りませんでしたが)
全世界のエビの中で、世界最高品質の認定を受けているのはこの「天使のエビ」ただ一つ。
ホテル近くのこのお店では、エビがフランス料理のガレットと共に堪能できました。
そうか、ここはフランス領か(笑)
翌日、天気は晴れ!待ちに待ったニューカレドニアでのダイビングが始まります。今回お世話になるダイビングショップはアリゼさん。ホテルから車で桟橋に移動して器材を船に積み込み、いざ出航!昨日まではうって変わった強い日差しの中、大海原を20分ほどかけて最初のポイントまで駆け抜けます。
この日は、水中でイルカに出会うこともあるメトル島の裏側のTEPAVAと、スズメダイの種類が豊富なSECHE-CROISSANTの2つのポイントを潜りました。
肝心の透明度は...!残念ながらサイクロンの影響で、良くありません(涙)
肝心の透明度は...!残念ながらサイクロンの影響で、良くありません(涙)
でもさすが南国、見られる魚の種類は豊富です。
日本にはいない固有種もたくさん遭遇しました。
この黒と黄色の色合いが特徴のブラックバタフライフィッシュもその一種です。
日本にはいない固有種もたくさん遭遇しました。
この黒と黄色の色合いが特徴のブラックバタフライフィッシュもその一種です。
透明度が良くないということは、生き物たちが突然姿を現してくるスリルが味わえます(笑)
このマダラトビエイが横からいきなり現れたときも、例外ではありません。
しっぽの先までいれると3mは超えたでしょうか。かなりの迫力です。
このマダラトビエイが横からいきなり現れたときも、例外ではありません。
しっぽの先までいれると3mは超えたでしょうか。かなりの迫力です。
その他にも
バリアリーフアネモネフィッシュ、オドリカクレエビ、オトヒメウミウシ、モンハナシャコなど、多くの海の生き物たちに出会えました。
コンディションがよくないのに、ここまでダイバーを楽しませられるニューカレドニアの海の実力は計り知れません。
バリアリーフアネモネフィッシュ、オドリカクレエビ、オトヒメウミウシ、モンハナシャコなど、多くの海の生き物たちに出会えました。
コンディションがよくないのに、ここまでダイバーを楽しませられるニューカレドニアの海の実力は計り知れません。
楽しかったダイビングも昼過ぎには終了。午後になるとアリゼと呼ばれる貿易風が吹き込んでしまうため、ここでのダイビングはこれが一般的なのだそう。そのため、午後はゆっくりと過ごします。
OLYMPUS OM-D E-M10 (42mm, 1/2500s, f/11, ISO 200)
ホテルに帰ると、目の前にはレモン湾とも呼ばれる「シトロン湾」が広がります。夕刻には広大なキャンバスの上に黄金に輝く一筋の道が浮かび上がり、どんな名画にも負けない画が現れます。海岸沿いのバーのテラス席で、地ビールを片手に、波の声を聞きながらの贅沢なひととき...。
「天国に一番近い島」ニューカレドニア。サイクロンの登場により、なかなか満足のできる旅ではなかったかもしれませんが、逆にレアなニューカレドニアを楽しめたのではないでしょうか。
次来るのはいつにしよう...。そんな思いが今も心に灯っています。
→番外編「サイパン島」 →番外編「パラオ」 →番外編「ロタ島」
ホテルに帰ると、目の前にはレモン湾とも呼ばれる「シトロン湾」が広がります。夕刻には広大なキャンバスの上に黄金に輝く一筋の道が浮かび上がり、どんな名画にも負けない画が現れます。海岸沿いのバーのテラス席で、地ビールを片手に、波の声を聞きながらの贅沢なひととき...。
最終日。
この日は終日観光の日。いくつかグループに分かれて最後のヌメアを満喫しました。
まだまだ海で遊び足りない!
という部員は、メトル島に出陣。
この島は水上コテージで有名で、アンスバタ地区から水上バスで行くことができます。
この日は終日観光の日。いくつかグループに分かれて最後のヌメアを満喫しました。
まだまだ海で遊び足りない!
という部員は、メトル島に出陣。
この島は水上コテージで有名で、アンスバタ地区から水上バスで行くことができます。
ここでは
いろいろなマリンスポーツが楽しめます。
こんな風に、カヤックをしたり、
水上バイクに乗れたりします。
ニューカレドニアでは水上バイクの運転に免許がいらないみたいです。
遊び疲れたら白い砂浜でお昼寝。
なんとも贅沢な島です。
いろいろなマリンスポーツが楽しめます。
こんな風に、カヤックをしたり、
水上バイクに乗れたりします。
ニューカレドニアでは水上バイクの運転に免許がいらないみたいです。
遊び疲れたら白い砂浜でお昼寝。
なんとも贅沢な島です。
市内散策組は、
ヌメアのシンボル「セイントジョセフ大聖堂」へ。
街中のの穏やかな雰囲気とは少し違って、
聖堂内は神聖な空気が漂います。
神話の世界が描かれた大きなステンドグラスは、太陽に照らされとても色鮮やか。
ヌメアのシンボル「セイントジョセフ大聖堂」へ。
街中のの穏やかな雰囲気とは少し違って、
聖堂内は神聖な空気が漂います。
神話の世界が描かれた大きなステンドグラスは、太陽に照らされとても色鮮やか。
セイントジョセフ大聖堂から、
10分くらい歩くと「FOLの丘」があります。
ここからは、これぞヌメア!な景色を眺めることができます。
ヌメアの中心街観光は、徒歩で移動できるのも嬉しいですね。
10分くらい歩くと「FOLの丘」があります。
ここからは、これぞヌメア!な景色を眺めることができます。
ヌメアの中心街観光は、徒歩で移動できるのも嬉しいですね。
「天国に一番近い島」ニューカレドニア。サイクロンの登場により、なかなか満足のできる旅ではなかったかもしれませんが、逆にレアなニューカレドニアを楽しめたのではないでしょうか。
次来るのはいつにしよう...。そんな思いが今も心に灯っています。
(写真: Y.H, M.N, S.H, 文: Y.H)
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